植物工場輸出も視野に

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野菜などの農産物を、天候などに左右されず計画的に安定供給できる植物工場。2011年に93件だった植物工場の数は、今では400以上に拡大。異業種参入も相次いでおり今後の広がりにも期待が高まるが、初期投資の回収や黒字化、人材確保など課題も多い。経済産業省に、植物工場に関する取り組みについて話を聞いた。

収益性の確保に課題

植物工場は、クリーンな施設で栽培環境をコントロールし、農産物などの安定供給を目指した新しい農法で、日本では平成18年頃から徐々に増えている。特に完全制御することができる人工光型の植物工場では、一般的な露地栽培の農産物に比べると、天候や災害などの影響に左右されないことから、一年を通して安定供給が可能だ。

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