ネガワットが調整力として初採用 経産省が電力自由化の状況や課題を検証
電力小売りの全面自由化が始まって10カ月余。ネガワット(節電電力量)も調整力に採用されるなど、新しい取り組みが動きだす一方、中部電力・北海道電力によるインバランス誤算定などの問題も発生――。経済産業省は2月9日、今後の制度改革に向けて、電力・ガス小売りの全面自由化の現状と課題をテーマに、2つの政策小委員会の合同会議を開催した。
今回開催されたのは、電力・ガス基本政策小委員会(第2回)と電力システム改革貫徹のための政策小委員会(第5回)の合同会議。具体的な議題は、(1)電力小売りの全面自由化に関する進捗状況、(2)中部電力となった。 および北海道電力によるインバランス誤算定への対応、(3)電力システム改革に係る今後の検討の進め方、(4)ガス小売りの全面自由化に向けた検証の4つ。
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