エネルギー・新ビジネス開発プロジェクト研究(前編)

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未利用木材における燃焼発電の調達価格に32円の価格がつき、にわかに盛り上がったバイオマス発電。編集部では、事業構想大学院大学「エネルギー・新ビジネス開発プロジェクト研究」の現場視察に同行し、神奈川県で林業とバイオマス発電燃料の供給を行うBioフォレステーションの林業に対する考え方や、バイオマス発電の現状などについて取材した。

間伐材を手に入れる難しさ

事業構想大学の再エネ研究プロジェクトチームは、2月7日、バイオマス発電燃料供給の先駆者であるBioフォレステーションを視察した。Bioフォレステーションは、「木質バイオマスのFIT制度を活用し、日本の森林・林業を再生する」を理念として掲げる企業だ。代表取締役社長の近藤亮介氏は、FITが始まった2012年当初から間伐材搬出のプロセスを学ぶために山を購入し、バイオマス発電に挑戦している経歴の持ち主でもある。

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