欧州ブルー経済の発展は日本にとってチャンスか(前編)
「ブルー経済」とは、魚介類、石油・ガスなどの鉱物資源、海運・港湾、観光といった海洋資源に加え、バイオテクノロジーや再エネの潜在力にも注目した経済のこと。2050年までに全分野合計で脱炭素化80~95%を掲げる欧州にとって、「風」、「太陽光」が軌道に乗った今、さらなる脱炭素化に向け、海洋エネルギー開発は必須項目だ。四方を海に囲まれた日本も世界最大の排他的経済水域を持つ欧州「ブルー経済」の動向は多いに参考になるだろう。
バイオ燃料用の菜の花の黄色いパッチを背に、風を受けてゆったりと旋回する風車の群れやきらきら輝く太陽光パネル団地─欧州郊外のあたり前な風景となって久しい。
続きは有料会員登録後にお読みいただけます。
- オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
- 登録月(購入日~月末)は無料サービス
- 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
- 月額
- 1,300円(税込)
- 年額
- 15,600円(税込)
- 1
- 2