1.日本の地熱発電のポテンシャル
世界第一位の地熱資源量を誇るのが、世界最大規模の地熱地帯(ザ・ガイザース地熱地帯)を持つアメリカ。その地熱資源量はおよそ3,000万kWという。第二位が多くの火山地帯からなるインドネシア(2,800万kW)。そして日本は第三位(2,300万kW)のポテンシャルを持っている。その他、ケニア(700万kW)、フィリピン(600万kW)と続く。
しかし、こと地熱発電の稼働状況によると、日本は第10位にまで落ちてしまう。つまり、エネルギーのポテンシャルは高いが、それをうまく発電という形で利用できていない現実があるようだ。
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