顧客の納得と信頼を得る「ことば」は現場にある(前編)

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住宅建築は工学や物理、デザインなど、幅広い分野の専門知識のうえに成り立っている。その住宅に再エネや省エネ設備が加われば、その複雑さはさらに増す。専門家ではない顧客に、いかに住宅の性能や魅力を伝え、納得してもらうのか。夢・建築工房代表取締役社長の岸野 浩太氏に、施主とのコミュニケーションの深め方を聞いた。

岸野氏

家の性能を独自の4ランクで提案

埼玉県東松山市を中心に、新築を年15棟前後手がける夢・建築工房は、受注から着工まで1年半ほどの順番待ち状態という人気ビルダー。同社はもともとリフォームがメインで、現在も年間300件ほどのリフォームと3棟の断熱リフォームを請け負っており、新築は「その合間にお受けしている」(岸野氏)という。断熱・気密にこだわった現在のスタイルにたどりついたのは、ドイツで提唱されたパッシブハウスを知った約8年前のことだ。

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