日本の金融機関で初のRE100加盟を果たした城南信用金庫の原動力とは

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2018年5月24日、城南信用金庫は日本の金融機関で初となる『RE100』への加盟を発表した。再エネの推進、普及に積極的に取り組む城南信用金庫が、地域密着型金融として近年、特に力を入れているのがソーラーシェアリング。城南信用金庫の再エネへの取り組みの歴史とソーラーシェアリングの可能性を探る。

地域に尽くすのが信用金庫のルーツ

城南信用金庫の再エネへの取り組みは、東日本大震災による原発事故に端を発する。2011年4月、当時、理事長であった吉原毅氏が『原発に頼らない、安心できる社会へ』として、脱原発宣言を金融機関として初めて行った。宣言をするだけでなく、実際に低圧を除くほとんどの店舗で、東電から原発を使わない地域電力会社(PPS)へ、電力の切り替えを行っている。

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