年金積立金管理運用独立行政法人がESG投資を促進する理由

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機関投資家の間で、E(Environment:環境)、S(Social:社会)、G(Governance:ガバナンス)を重視したESG投資への関心が高まっている。年金基金として世界最大級のGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)でも、運用にESG 投資を積極的に活用していく旨を鮮明に打ち出しており、市場全体に大きな影響を及ぼしている。

100年先までの超長期視点で…

国民年金及び厚生年金の年金積立金について厚生労働大臣からの寄託を受け、管理・運用を行うGPIF。その運用資産額は2017年度末で156兆円となっており、年金基金としては世界最大級の規模となる。投資のリスクを分散させるため、さまざまな資産への投資を行っており、国内債券506発行体、外国債券2,700発行体、国内株式2,321銘柄、外国株式2,793銘柄を保有している(2017年度末時点)。

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