水素社会の実現のためには、経済性が必要不可欠

エネルギーを巡る状況が厳しくなるなか、新たなクリーンエネルギーとして注目される水素。経済産業省は2017年12月26日に『水素基本戦略』を決定。2030年までの行動計画と2050年を視野に入れた将来のビジョンを明らかにした。水素・燃料電池の分野で世界の最先端を走る日本。水素エネルギーの導入拡大に向けた取り組みとは…。

水素エネルギーのポテンシャル

環境とエネルギーセキュリティを同時に解決する水素は、日本にとって究極のエネルギーになる可能性を秘めている。