ベンチャー発信のSDGs、食とエネルギーの持続可能性
藻類であるミドリムシに可能性を見出し、大学発ベンチャーとして初の上場を果たしたユーグレナ。ミドリムシのポテンシャルを活かし、食やエネルギーなどへの事業展開を進めている。そしてこのたびユーグレナは藻類として世界初のASC-MSC海藻(藻類)認証を取得。その思いを、代表取締役社長の出雲 充氏に伺った。
なぜユーグレナが国際認証を?
2012年のロンドンオリンピックのころから、食の持続可能性への国際的な意識が高まってきているのを出雲氏も感じていた。「持続可能なオリンピック」が掲げられ、会場や選手村で提供される食品には持続可能性に配慮した調達基準が設けられた。しかし、そのころは自分のビジネスでASC-MSC認証をとることは考えてはいなかったという。
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