環境金融の動きが活発化 日本のビジネス界、金融の在り方を問う(前編)

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パリ協定やSDGsの採択といった流れを受け、ESG投資やESG融資といわれる。国際金融アナリストで、国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)の特別顧問の末吉 竹二郎氏は、早くから『金融と地球環境問題』について言及してきた。

世界のマインドセット高いゴールを見据え、舵を切るべき

末吉 竹二郎氏
末吉 竹二郎氏(すえよし・たけじろう)
三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)、東京三菱信託銀行(ニューヨーク)頭取、日興アセットマネジメント副社長を経て、2003年国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)特別顧問、2008~2009年地球温暖化に関する懇談会委員(福田・麻生両首相の下に設置)、2018年1月~現在まで気候変動に関する有識者会合座長(河野太郎外務大臣設置)。公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)会長、国際的な気候変動情報開示推進NGO・CDPトラスティー兼ジャパンチェアマン、公益財団法人自然エネルギー財団代表理事副理事長、一般社団法人グリーンファイナンス推進機構代表理事等兼任。

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