発電所の要請ではなく、電源ポテンシャルを考慮し電力系統整備を 政府が検討中

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経済産業省は、電力を運ぶ系統形成の今後の在り方として、電源からの要請に都度対応する「プル型」から、洋上風力発電など個別電源のポテンシャルを考慮し、計画的に対応する「プッシュ型」の系統形成へ転換に向けた検討を進めている。6月7日に開催した審議会で、その方向性や論点を示した。

今回の議論は、脱炭素化社会に向けた電力レジリエンス小委員会(第4回)で行われたものだ。この小委員会では、電力政策を取り巻く環境変化も踏まえ、レジリエンス(強靭性)を高め、新技術を取り込んだ形で、電力インフラの持続的な安定供給体制を構築していく方策を検討している。

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