> コラム > 水上メガソーラーが稼働 ため池活用に学ぶ戦略的な地域活性化策とは?

水上メガソーラーが稼働 ため池活用に学ぶ戦略的な地域活性化策とは?

地域の産業インフラであるため池は、農業の担い手不足などから維持管理が難しくなりつつある。太陽光発電所をはじめとしたクリーンエネルギーの開発・運営を手掛けるいちごECOエナジーは、グループが持つ不動産開発のノウハウを活かし、地域社会と共生する水上太陽光発電所を展開している。

『サステナブルインフラ』の普及が使命

いちごECOエナジーは、不動産投資と運用、特に現存不動産の価値向上を図る『心築事業』を中核とするいちごグループのなかで、遊休地の有効活用策として、太陽光発電所などの開発・運営を主たる事業としている。グループ全体を貫くのが、『今ある不動産の価値を向上させ、そこから収益を創出し、社会的に意義のある資産へと生まれ変わらせる』という考え方だ。また、同グループは、自社の事業を『サステナブルインフラ事業』と定義している。これは、不動産を単なる箱ではなく、地域の人やモノが集まる、持続可能な新たなインフラとして捉えなおすということを意味する。

例えば、新宿の「THE KNOT TOKYOShinjuku」は、既存のビジネスホテルを、宿泊客だけでなく、近隣の人々も利用できるスタイルに変えたもの。フリースペースにはインバウンド客が集い、新宿中央公園に面したレストランには、家族連れから近隣オフィスの社員まで多くの人が足を運ぶ施設へと生まれ変わった。これは、不動産の価値を上げることで、地域に密着・共存し、その地域に欠かせないインフラとなった好例と言えるだろう。

このような同グループの不動産開発ノウハウは、同社の太陽光発電所の開発にも存分に活かされている。代表取締役社長の五島英一郎氏は「自治体との連携や地域住民との合意形成が欠かせないなど、そのプロセスは不動産開発と同じ」という。

(※全文:2421文字 画像:あり)

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

会社案内 | 利用規約 | プライバシーポリシー | 特定商取引法に基づく表示

Copyright © 2020 日本ビジネス出版. All rights reserved.