脱プラ・代替プラ機運高まる今が、ビジネスチャンスだ(前編)
環境省が8月に公表した2020年度重点施策で、最初に登場する項目が海洋プラスチックごみ問題への対応だ。同省にとってまさに「一丁目一番地」の課題であることがわかる。プラ問題が世界的に注目される中、今後の展望やビジネスチャンスは? 環境省 リサイクル推進室の金子浩明室長補佐に聞いた。
野心的なマイルストーンを設定
プラスチック問題が世界的に注目を集めるようになった大きなきっかけは、2016年のスイス・ダボス会議で発表された、英エレン・マッカーサー財団の報告書だ。現状が続けば、2050年までに、海洋中に存在するプラスチックの量が魚の量を上回るとの試算が示された。
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