企業が知っておくべき廃プラスチックに関する支援制度

2017年、日本の廃プラスチックを取り巻く状況は一変した。中国を始めとする各国の輸入規制により、首都圏を中心に処理が逼迫。この状況は現在まで続いている。国内資源循環の推進が求められるいま、課題をビジネスチャンスへ変えるには──。

輸出量が2年で50万トン激減

2017年末、それまで廃プラスチックの主要な輸出先であった中国が、環境規制の強化により非工業由来の廃プラ8品目の輸入を禁止。翌2018年末からは、工業由来の廃プラの輸入も停止した。