花王の新ESG戦略 自家消費型太陽光を中心に『100%再エネ』化

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花王が自家消費型太陽光発電の導入と再エネ由来電力の購入を柱に、グローバルで使用電力の100%再エネ化を加速している。すでに欧州4拠点では100%を達成。国内工場でも非化石証書やグリーン電力証書も活用し、再エネ化を着々と進めていいる。

洗剤、トイレタリー、化粧品などで、グローバルな化学メーカーとして知られる花王が、世界各地の生産拠点に自家消費型太陽光発電を相次いで導入している。花王は2014年、社会的要請があることと、通常の購入電力とコストが変わらないことから、ドイツ工場・オフィスが再エネ電力を初めて購入。今年2月には栃木工場の生産2棟の屋根に出力1,500kWと同社最大のメガソーラーを稼働させた。

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