日本で初めての自治体新電力(自治体が出資する地域新電力)である一般財団法人中之条電力が設立されたのが2013年。その後、全国で自治体新電力の設立が相次ぎ、現在は約50を数える。自治体新電力の先駆けである中之条電力のこれまでの取組と「今」をレポートする。
再エネの町、群馬県中之条
群馬県中之条町は、2011年の東日本大震災を受け、再生可能エネルギー推進条例を制定するとともに、「再生可能エネルギーのまち中之条」宣言を行うなど、再エネ推進に力を入れてきたことで知られる。町自身でも再エネ事業を行い、3カ所合計約6MWの太陽光発電、135kWの小水力発電を行っている。
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