地域エネルギー企業のこれから

地域課題を深掘りして競争力に~岐阜県多治見市たじみ電力の思い~

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地域需要家に選ばれるため、地域課題の解決を目指す地域エネルギー企業は多い。一方、その実践に悩む社は多いのではないか。本コラムでは、地域課題と向き合い、地域ニーズに合ったビジネスモデルを構築して実践する岐阜県多治見市のエネファント(たじみ電力)の取組を紹介する。

震災後に住宅用太陽光発電販売からスタート

東日本大震災直後の2011年6月に設立された岐阜県多治見市のエネファント株式会社は、住宅用太陽光発電の販売を中心に事業をスタート。その後、現在は産業用太陽光発電、小売電気事業者、電力アグリゲート事業、レンタカー事業と事業を拡大し、現在地域人材を中心に22名の従業員を抱える(小売電気事業などは「たじみ電力」の名称で展開)。

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