再エネ電源の系統制約解消へ向けた規制の総点検(前編)
2020年12月、河野大臣(内閣府特命担当・規制改革)の下に「再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース(TF)」が設置された。再エネの主力電源化および最大限の導入に当たっては、立地制約や系統、市場等の多数の制約が存在すると指摘されている。
このためTFでは、再エネの導入拡大そのものに直接的な制約を課す「個別規制課題」のみならず、脱炭素社会へのパラダイムシフトの根底に存在する「構造的課題」についても検討の対象としており、中長期的なエネルギーシステム全体の制度設計、透明性の確保、競争環境の担保等を求めている。
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