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人類世紀の大絶滅と新興感染症の襲来

国立環境研究所 五箇公一先生が生物多様性の重要性についてわかりやすく解説してくれるコラムの第3回。
今回は、地球温暖化と生物の絶滅、新型コロナウイルスと人類の関係性まで深く掘り下げて解説していただきました。

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五箇公一氏

国立環境研究所
生物・生態系環境研究センター生態リスク評価・対策研究室
室長

1990 年、京都大学大学院修士課程修了。同年宇部興産株式会社入社。1996 年、博士号取得。 同年12 月から国立環境研究所に転じ、現在は生態リスク評価・対策研究室室長。専門は保全生態学、農薬科学、ダニ学。著書に『クワガタムシが語る生物多様性』(集英社)、『終わりなき侵略者との闘い~増え続ける外来生物』(小学館)など。国や自治体の政策にかかる多数の委員会委員および大学の非常勤講師を勤めるとともに、テレビや新聞などマスコミを通じて環境科学の普及に力を入れている。NHKクローズアップ現代で解説を務める一方で、フジテレビ「全力!脱力タイムズ」にレギュラー出演するなどバラエティ番組を活用して、環境科学に対する無関心層の引き込みを図っている。

現代は史上最悪の絶滅の時代

生物進化の歴史40億年の間には地球上の生命の70%以上が死滅する大絶滅というイベントが最低でも5回は起きているとされます。これらの大絶滅は、地殻変動や巨大火山の噴火、隕石の落下など、自然現象による大規模な地球環境変動が原因と推測されています。(図1)

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