再エネ出力制御回避へ 九州電力「上げDR」見えてきた課題(後編)家庭分野

  • 印刷
  • 共有

「上げDR」とは、供給過剰となる再エネ電力を吸収する目的で、電力の需要家が何らかの方法により、一時的に多くの電力を消費する手法を指す。系統ワーキンググループ(WG)の第34回会合で報告された九州エリアにおける「上げDR」の取り組みのうち、後編では家庭分野での事例を紹介する。(前編、産業分野の取り組みはこちら

家庭分野での上げDR SBパワーと連携、スマホアプリを活用

九州電力では新電力大手のSBパワーと共同で、家庭向け「上げDR」を実証中である。これはスマートフォンのアプリを用いた『使ってお得・エコチャレンジ』という取り組みである。

続きは有料会員登録後にお読みいただけます。

  • オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
  • 登録月(購入日~月末)は無料サービス
  • 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
  • 本誌「環境ビジネス」の電子ブックも読み放題
月額
1,300円(税込)
年額
15,600円(税込)

関連記事