再エネ出力制御回避へ 九州電力「上げDR」見えてきた課題(後編)家庭分野
「上げDR」とは、供給過剰となる再エネ電力を吸収する目的で、電力の需要家が何らかの方法により、一時的に多くの電力を消費する手法を指す。系統ワーキンググループ(WG)の第34回会合で報告された九州エリアにおける「上げDR」の取り組みのうち、後編では家庭分野での事例を紹介する。(前編、産業分野の取り組みはこちら)
家庭分野での上げDR SBパワーと連携、スマホアプリを活用
九州電力では新電力大手のSBパワーと共同で、家庭向け「上げDR」を実証中である。これはスマートフォンのアプリを用いた『使ってお得・エコチャレンジ』という取り組みである。
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