「カーボン・クレジット市場」創設に向けた検討が開始 ねらいは?(前編)
経済産業省は12月、新たに有識者会議を設置し、「カーボン・クレジット」(炭素削減価値)の位置づけの明確化と、「カーボン・クレジット市場」の基本指針策定に向けた検討を開始した。カーボン・クレジットを通じた炭素削減価値の取引を、カーボンニュートラルの実現や経済と環境の好循環につなげることがねらいだ。検討の結果は2022年春ごろをめどにレポートに取りまとめる。
本稿では2回にわたり、「カーボン・クレジット」について、活用の意義や類似制度との違い、現状と課題、2050年CNに向けたクレジット活用のイメージ、さらには今後創設を検討する「カーボン・クレジット市場」のイメージなどについて紹介する。
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