マルハナバチを巡る、農業用生物資材における外来生物問題(前編)

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近年、大量発生した特定外来生物を駆除するテレビ番組が人気を博し、注目を浴びている外来生物問題。これはもともと「人間に役に立つ」目的で輸入された生物が、人間の意図に反し環境に適応して大繁殖し、その国固有の種を脅かすという理由で現在は駆除対象となっている問題だ。実際の例を引き合いに、五箇先生に外来生物問題の舞台裏で国立環境研究所が行っている対策や人間の責任などについて語ってもらった。

北海道で飛び交うヨーロッパ産マルハナバチ

春から夏にかけて野山に行くと、体中が毛むくじゃらの可愛らしいマルハナバチが、花に訪れて、一生懸命花粉を集めている姿をよく見かけることが出来ます。

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