カーボンニュートラル実現に向けた日本の国際戦略構築へ(後編)

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第4回「クリーンエネルギー戦略検討合同会合」では、米国・欧州との協力やアジアの脱炭素化に向けた、日本のカーボンニュートラル国際戦略の基本的な考え方が議論された。後編では、各国における「ゼロエミッション技術」共同利用の取り組み、国際的なトランジション(移行)ファイナンスの動きなど、個別の動きについて紹介する。(前編はこちら

ゼロエミッション技術の共同利用

アジアでは電源の石炭比率が高い(マレーシア46%、インドネシア59%: 2019年)ことが特徴であるが、火力発電のCN化に向けて有望視されているのが、水素やアンモニアといった脱炭素燃料の活用である。

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