洋上風力発電のコラム新連載 第1回のテーマは「自然の脅威に挑む」
風力発電の動力は、そのすべてを風に委ねています。風は空気の流れです。風は一定の速さで吹いているものではなく、あるときは強く、時に弱く、刻々と変化しています。私たちは日々、様々な場面で風の「恩恵」を受けていますが、時に「脅威」にもなります。厳しい自然環境での洋上風力発電事業を可能とするためには、長期間の精細な風況評価が必要です。
風力発電は太陽光発電とは違い、昼夜問わず発電できるのが強みです。これまでは、陸上に設置していましたが、国土が狭い我が国では、発電に適した風を確保できる場所が限られています。そこで、海の上、つまり、洋上への設置が期待されています。
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