一見地味だが厄介な外来生物、アルゼンチンアリ(前編)

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今回の五箇先生のコラムは外来種アルゼンチンアリの撲滅対策の話だ。外来種が一度国内に入って繁殖すると、撲滅は難しいと考えてしまいがちだが、五箇先生をはじめ、国立環境研究所の方々の努力でこのアルゼンチンアリの脅威は確実に減少している。一方で、このアリが日本に入ってきた経緯は貨物船に紛れて流入したことも忘れてならない。死闘を繰り広げた、五箇先生とアルゼンチンアリとの闘いの軌跡をお楽しみください。(編集部)

空港に侵入したアルゼンチンアリ

2022年の5月、大阪伊丹空港の敷地内に外来昆虫アルゼンチンアリが侵入定着していることが報道され、話題となった。筆者もニュースに登場して、このアリについて解説した。この報道で初めてアルゼンチンアリの名前を知ったという視聴者も多かったようである。

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