企業のGHG排出削減、新指標「スコープ4」とは?
製造・提供段階で排出されるCO2にのみ着目するのではなく、資源・素材などの調達や流通、ユーザーの使用段階、廃棄・リサイクルといったバリューチェーンのあらゆる段階を対象に、CO2削減の貢献を目指す動きがある。製品・サービスがライフサイクルを通じて、発揮する削減効果を把握する新指標「スコープ4」について解説する。
次に求められるGHG排出量の削減
国内外の多くの企業は、気候変動をめぐる取組みへの投資・ 金融の活発化を受けて、ESGのなかでも特に環境への対応が進んできた。カーボンニュートラルを目指す温室効果ガス(GHG)削減は、世界的な課題とされ、日本でもGHG削減に取り組む企業が増加した。
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