目黒区、「eco検定」助成制度を23区で初導入 その狙いとは?

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2050年までにCO2の排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現を目指すと表明した東京都目黒区。国の目標を上回る設定の区内CO2削減目標の実現に向け、再エネ設備への助成やeco検定の助成制度を23区として初めて導入するなど啓発活動に取り組んでいる。具体的な施策や一連の取り組みの経緯について、目黒区長の青木 英二氏に話を聞いた。(PR)

目黒のさんま祭にも気候変動の影響が

2022年、目黒区がゼロカーボンシティの実現を目指すと表明した。この背景には、2015年パリ協定以降の脱炭素社会を目指した国際的な取り組みの加速や、日本の『2050年カーボンニュートラル』に向けた政策への対応などがある。また、世界中で気象災害が激甚化・頻発化する中、身近な生活においても気候変動の影響が感じられるようになったことが大きいと青木区長は語る。

「例年、目黒区民まつりでは気仙沼市のさんまを提供してきました。以前は5000尾以上を振舞っていた時期もありましたが、近年は気候変動の影響などでさんまの不漁が続き、1500尾ほどに留まっています」

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