エネルギーの国際課題

原油市場で進む「東西ブロック化」、高まる価格変動リスクに注意

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原油市場では、米国や欧州などの西側先進国と中国やロシア、イランなどの東側諸国との間で貿易取引が減少している。東西間の取引が世界全体に占めるシェアは足元で3%弱と、2016年に比べて4分の1に縮小した(図表)。一方、西側諸国同士や東側諸国同士で行われる原油貿易のシェアは、同時期に2倍弱に拡大した。

米国の対イラン石油取引制裁の強化

東西間の原油貿易量が減っている(Energy Institute,BPを基に日本総研作成)

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