エネルギーの国際課題

トランプ政権下で伸びる米国のガス生産 日本にも連携の余地あり

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前稿では、化石燃料開発を重視するトランプ政権下でも、原油はそれほど「掘りまくれ」ないことを指摘した。しかし、原油生産が低調な一方で、天然ガスの生産は堅調に推移する見通しである。

米エネルギー情報局(EIA)は、米国の2025年の天然ガス生産量が前年に比べて日量22億立方フィート増加すると予測している。供給の増加分は輸出に振り向けられ、2025年の輸出量は前年を20%弱上回る伸びとなる見込みである。このように天然ガスの生産や輸出が伸びる背景には、次の2点がある。

欧州など海外需要が旺盛

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