電力ビジネス基礎講座 容量市場編

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※画像はイメージです
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本セミナーは、諸般の事情を鑑み、開催を延期とさせて頂く事に致しましたのでお知らせ致します。
参加をご予定頂いている皆様には大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。深くお詫び申し上げます。
こちらは日程を調整し、オンラインにて6月~7月に開催する予定です。
確定次第、皆さまにお知らせいたしますので、今しばらくお待ちくださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

容量市場とは、日本全体の電力供給能力維持のため、電力量(キロワットアワー:kWh)ではなく、将来の供給力(キロワット:kW)を取引する市場をいいます。

将来の国内の供給力を効率的に確保する仕組みとして、発電所などの供給力を金銭価値化して様々な発電事業者などが市場に参加し、供給力を確保する仕組みです。

太陽光・風力発電など再エネ大量導入を推進するために、調整電源の必要性が高まっている中、中長期的に必要な供給力及び調整力を、最も効率的に確保するための手段として期待されており、電力システム改革の中でも特に注目されています。

容量市場システムの業務概要や指標価格と入札上限価格の算定方法定款、業務規定など実装段階になっています。

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出典:電力広域的運営推進機関

この市場開設によってネガワット取引やVPP同様、新たなビジネスが広がる可能性が期待されます。

本セミナーでは、容量市場の背景やオークションの仕組みなどの基本ポイントを押さえ、今後の動向や事業機会の展望、先行する海外の事例を交えて『政策・制度』『市場』『実務者』の視点から解説します。

過去受講者の声

  • 容量市場の現状についてよくわかった。
  • 途中難しいところもあったが制度の背景、現状等把握できた。
  • 容量市場の議論の経過から現在の内容まで理解を深めることができた。
  • 具体的な話が多く参考になりました。
  • 情報が順を追って整理されて、事例が多く引用されていた。
  • 前半は体系的に、後半は実務的な視点から考え方を知ることができた。

プログラム

オリエンテーション

容量市場の仕組みとメカニズムを知る

1)容量市場の意義・必要性
  • ・容量市場創設の意義
  • ・電力システム改革によって生じるマーケットリスクとは
2)容量市場の原理と諸外国の動向
  • ・容量調達の仕組み(集中型vs分散型)
  • ・欧州主要国におけるネガワット取引と容量対価
3)国内における容量市場設計の動向
  • ・容量市場の種類
  • ・集中型容量市場のメカニズム
  • ・その他の取引市場と容量市場の関係性
  • ・オークションの仕組み
  • ・発電事業者などが参加する方法と考え方
4)容量市場に関する今後の見通し
  • ・実務上の詳細設計に係る論点
  • ・容量市場に関する今後の検討事項
  • ・今後の展望

事業者から見る容量市場の現状と課題

1)2020年以降の電気事業の進化
  • ・なぜ容量メカニズムが必要なのか
  • ・2020年以降の電力市場における三つの価値と姿
2)欧州の「容量メカニズム」
  • ・欧州市場における三つの基本的な考え方
  • ・英国・フランス・ドイツの事例
3)容量市場と需給調整市場とDRの関連性とは?
4)日本版容量市場とその課題

※内容が一部変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

講師

株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 ディレクタ/プリンシパル段野 孝一郎 氏

段野 孝一郎 氏

京都大学大学院工学研究科博士前期課程修了(工学修士)。 2007年に株式会社日本総合研究所に入社。
環境・エネルギー、資源・水ビジネス、情報通信・ICT分野のクライアント企業に対して、技術戦略およびマーケティング戦略の視点から、事業戦略策定、新規事業開発、事業化支援等のコンサ ルティングを提供している。 2015年度より、ディレクタとして環境・エネルギー・資源戦略グループを統括。

エナジープールジャパン株式会社 代表取締役社長兼CEO市村 健 氏

市村 健 氏

エナジープールジャパン㈱代表取締役社長兼CEO

1987年東京電力株式会社入社。本店原子燃料部にてカナダ・ウラン鉱山権益買収プロジェクト、本店総務部にて広報渉外業務・危機管理業務等に従事。その間、議員立法である「エネルギー政策基本法」起草に携わる。2014年6月東京電力を退社。同年7月よりシュナイダーエレクトリック・デマンドレスポンス事業部ディレクター(エナジープール日本法人設立統括)。2015年6月より現職。現在、資源エネルギー庁 ERAB検討委員(制御量評価WG委員)、電力広域的運営推進機関 需給調整市場検討小委員会・委員、資源エネルギー庁 次世代技術を活用した新たな電力プラットフォームの在り方研究会 オブザーバーを務める。慶大卒。米国ジョージタウン大学院MBA。

日時 05/21(木)
13:30~16:45
場所 住友不動産新宿ガーデンタワー 1階会議室
東京都新宿区大久保3-8-2
高田馬場駅より徒歩5分 / 西早稲田駅より徒歩6分
主催 株式会社日本ビジネス出版 環境ビジネス編集企画部
共催
定員 30名
お問い合わせ先
株式会社 日本ビジネス出版
TEL: 03‐5287‐8600 (受付時間 9:00~18:00※)
Mail:seminar@kankyo-business.jp
※9:00~18:00(土・日曜日、祝日を除く)
価格

一般会員価格:27500円(有料会員価格:20900円)

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