サプライチェーン排出量の算定と開示は、CDP、GRI、TCFDといった企業評価や情報開示の世界では企業を評価する際の項目として組み込まれており、既にグローバルスタンダードになってきています。
サプライチェーン排出量とは、原材料調達・製造・物流・販売・廃棄など、一連の流れ全体から発生する温室効果ガス排出量です。これらを把握するためのScope(算定範囲)の種類は下記の3つがあります。
サプライチェーン排出量の全体像(総排出量、排出源ごとの排出割合)を把握することで、優先的に削減すべき対象を特定できます。長期的な環境負荷削減戦略や事業戦略策定のヒントを導きだすこともできます。
特に、サプライチェーンを対象とするSCOPE3はカテゴリが15項目あり、どれがどの項目に該当するのか、どこまでの範囲を行うのかを適切に判断し、実施しないと際限がなくなってしまいます。
本講座では、初めて実務につく方に向けて、SCOPE3を中心に、CO2排出量・SCOPE算定に必要な知識を学び、算定の考え方、計算方法等の理解促進をします。
サプライチェーン排出量の実務の全体像を掴み、何をどのように実践していくか判断力や実務を進める上でのイメージを掴むことを目的としています。
※ 途中休憩あり。
※ 内容が一部変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※ 本講座は質疑応答時 講師と受講者 双方でコミュニケーションがとれます。
※ 受講者は、アーカイブ配信(見逃し配信)を後日視聴いただけます。期限は30日間です。
※ 申込締切 2022年9月26日(月)
※本講義は、事業会社に向けた講座のため、シンクタンクやコンサルティングファーム、算定支援サービス企業等の方のお申込・ご参加はお断りさせていただきます。あらかじめご了承ください。
地方自治体にて、廃棄物処理施設の建設や環境政策の企画立案等に従事。現職では、主に、サプライチェーン排出量(Scope1,2,3)算定支援、国際イニシアティブ(SBT、RE100等)に関する支援等を担当している。
人生の目標である「誰かの精一杯を引き出す原動力になりたい」という思いで、企業にとって欠かせない脱炭素経営のサポートに携わるべくウェイストボックスに入社。主にサプライチェーン排出量(Scope1,2,3)算定、TCFD対応支援業務、広報を担当する。
日時 | 09/29(木) 10:30~13:00 (接続開始:10:15~) |
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場所 | オンライン開催 |
主催 | 株式会社日本ビジネス出版 環境ビジネス編集企画部 |
定員 | 100名 |
お問い合わせ先 |
株式会社 日本ビジネス出版 Mail:seminar@kankyo-business.jp |
価格 |
一般会員価格:22000円(有料会員価格:19800円) |