NEDOなど、レアアースフリーのガラス研磨技術を開発
NEDOは「希少金属代替材料開発プロジェクト」の一環として、立命館大学、アドマテックス、クリスタル光学、九重電気のグループが、レアアース(希土類)である酸化セリウムを使わない新たな研磨技術の開発に成功したと発表した。
研磨材は研磨において機械的除去作用を行う硬質な粒子で、酸化セリウムは、液晶テレビ等のガラス基板の研磨材として使用されている。新たに開発した研磨技術の一つは、酸化セリウム砥粒の代わりに、金属の酸化物粉を入れた酸化ジルコニウム砥粒を用いたもの。仕上がりの品質は維持したまま、ガラスを平滑化する時間が従来の2/3にできることを確認した。
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