関西電力など、未処理下水を熱源に利用したヒートポンプシステムの実証試験を開始

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これは、NEDOの次世代型ヒートポンプシステム研究開発プロジェクトの一環として行われるもの。下水管路内の未処理下水から採熱し給湯や冷暖房に利用する下水熱利用システムの効率、信頼性等の検証、下水熱融通技術の効率等の検証などにより、2012年度末までに総合効率1.5倍以上を有するシステムの確立を目指す。

現在、民生部門におけるエネルギー消費は、冷暖房・給湯用が家庭部門で約55%、業務部門で約40%を占めている。ヒートポンプは、冷暖房・給湯のエネルギー消費削減に最も効果的な機器だが、機器単体の改良だけでは削減効果が限定的であるため、熱源や利用側等を含めてシステム化し、効率的に作動させる技術の開発が求められてきた。

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