東京電力、千葉火力発電所ガスタービン発電設備をコンバインドサイクル化
東京電力は、現在、供給力確保策の一環として、千葉火力発電所敷地内で設置を進めているガスタービン発電設備について、さらなる供給力確保と環境負荷低減に向けて、コンバインドサイクル方式に変更すると発表した。これにより、これまでの計画と比べ約50万kWの出力増加に加え、熱効率約58%を達成できる見込み。
具体的には、同敷地内への緊急的な設置を決定した3台のガスタービン(合計出力100.2万kW:33.4万kW×3台)を、当初の予定どおり平成24年7月までに全台運転開始させる。その後、3台のガスタービン全てを、平成26年7月までにコンバインドサイクル方式に変更することで、合計出力を150.0万kW(50.0万kW×3軸)とし、恒常的な電源として活用する。
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