コンテック、太陽光発電を「見える化」、小型端末を新発売
コンテックは、太陽光発電システムの発電電力の計測やデータ表示/保存など、「見える化」に必要な機能を集約した小型端末を開発、「SolarView?Compact」として、11月1日より販売を開始する。
本製品は、同社が19年に渡る太陽光発電計測のシステム開発事業で培ったノウハウをもとに開発した。コントローラ(SV-CPT-MC310)は、設置場所を選ばない小型・省スペースの筐体を採用し、画面表示やネットワーク、RS-485通信、SDカードなど計測に必要な機能を標準装備する。国内有名メーカーのパワーコンディショナに対応し、今後も対応パワーコンディショナを追加していく予定。
ソフトウェアでは、Webブラウザを使って遠隔地から帳票の閲覧や計測値のダウンロード、パワーコンディショナのモニタリングが行うことができる。その他、コントローラやハードウェアの異常を示す異常メール通報や計測保存したCSVファイルを外部FTPサーバーに転送する機能を装備した。
画面表示では、大型ディスプレイに対応した解像度(1280×720)を備え、計測値画面、環境コンテンツ、グラフ、任意の画像などが最大15画面まで設定可能で、スライドショーとしてディスプレイに表示できる。環境コンテンツは学校向けや企業向けなど5種類を用意した。
オープン価格で、2年保守と1年単位の継続プランの併用で最長7年の保守サービスも提供する。
同社は、太陽光発電の見える化ソリューションを「SolarViewR(ソーラービュー)」の総称で展開。これまで、パソコン用計測表示ソフトウェア、盤内設置の小型計測端末、産業用パソコンベースの高機能端末など、さまざまな形態の関連製品のほか、インターネットを活用した一元管理システムや資源エネルギーを含む総合監視システムを提供している。
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