電力ピーク場所別に予測できる監視装置
オムロンは、ピーク電力のカットを実行するため、事業所内の各エリアに分配された電力に対し、業界で初めて個別に6か所までピーク電力の予測監視が可能な「マルチピーク電力監視装置」を11月初旬より販売する。価格は18万6000円。3年間で5000台の販売を目指す。
今夏の節電において、エネルギー管理指定工場では、主に、コジェネレーション稼働による発電、土日を含めた生産シフト、工場間の輪番操業などによって対応していたが、費用や業務面での負担が大きいのが難点だった。また、全体の電力に対するピーク電力の予測監視を行うデマンド監視装置を導入しても、リアルタイムでエリアごとの電力発生状況を把握しづらく、節電が難しい状況だった。
続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。
- 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
- 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
- 有料記事などに使えるポイントを貯められる
- クリッピング機能で要チェック記事をストックできる