電気二重層エネルギーデバイス、量産化へ

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村田製作所は、ミリオームレベルの低抵抗を、小型かつスリムパッケージで実現した電気二重層エネルギーデバイスの量産を開始したと発表した。現在、月産数十万個体制で量産を行っており、2012年までに100万個体制を確立する予定。
本製品は、2008年に事業提携した豪州CAP-XX社の技術を導入。電極構造等の電気化学システムを最適化することにより、-30℃~+70℃の幅広い温度領域で、高出力から低出力までフレキシブルな充放電を可能とした。

また、短時間のピーク出力を補助することで、バッテリーの負荷軽減やバッテリーでは出力が困難な高出力の機能の駆動が可能となった。近年、バッテリー機器の高効率・高機能化が求められており、同社は、顧客の多様なニーズに応えるため、電気二重層エネルギーデバイスの研究開発に力を入れてきた。

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