オゾン層、徐々に回復傾向続くもHCFC増加―環境省が監視結果公表
環境省は、「特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律」に基づき、平成22年度におけるオゾン層の状況、オゾン層破壊物質等の大気中濃度等に関する監視結果を年次報告書として取りまとめて公表した。
オゾン層の状況について、成層圏のオゾン全量は、地球全体では1980年代から1990年代前半にかけて大きく減少。1990年代後半以降はほとんど変化がないか、わずかな増加がみられるものの、オゾン全量は、1979年を基準とすると現在も減少した状態が続いている。
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