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独メルク、米Nano-Cと有機薄膜太陽電池向け半導体の開発で提携

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独メルク(MerckKGaA)は、エネルギー・エレクトロニクス分野向けナノカーボン素材開発の世界的企業Nano-CInc.(米国マサチューセッツ州)と、有機薄膜太陽電池(OPV)の材料分野で協業する。両社は、OPV向け最先端半導体材料の開発・商品化に共同で取り組むことに合意した。

また、提携に伴い、メルクでは、OPV業界で広く用いられる半導体材料で、Nano-Cが独占ライセンスを有するフラーレン誘導体「PCBM」の販売を開始し、有機薄膜太陽電池材料分野の強化を図る。

本協業では、メルクの最先端ポリマー開発技術とマーケティング、流通基盤と、Nano-Cのフラーレン誘導体分野で業界をリードする独自の専門知識や知的財産を結集し、現在の有機半導体材料の性能を超える次世代有機薄膜太陽電池材料の開発を目指す。

新材料は、合理的な設計に基づく製造により、電力変換効率が10%以上に向上することが見込まれている。

メルクは、ドイツに本社を置く世界的な医薬品・化学品会社で、英国にある化学品研究拠点において、エレクトロニクス機器と太陽電池用の新規有機半導体材料の開発に取り組む。最近は同センターに新たな試験施設を増設し、太陽光発電業界向け新材料の開発に力を入れている。1968年に日本法人を設立している。

Nano-Cは、2年前に「PCBM」の独占ライセンスをUnidym/Siemensから取得。また、昨年、本格的な商用販売に向け、米環境保護庁(EPA)よりフラーレンおよびPCBMの商業規模での製造許可を取得している。

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