日本郵船・川崎重工など ハイブリッド給電システムを車運搬船に活用

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日本郵船、川崎重工業、MTIおよび日本海事協会は、太陽光エネルギーを動力源の一部として運航している自動車運搬船「アウリガ・リーダー」(60213トン)について、今年6月より、共同で開発中の船舶用ハイブリッド給電システムを搭載し、実証実験を開始すると発表した。

今回の実験では、太陽光発電とハイブリッド給電システムにより、船へ安定した電力供給を実現するための実証を行い、効果を検証する。その結果をもとに、日本郵船とMTIは船舶での太陽光発電の一層の大規模化の開発を、川崎重工は舶用ハイブリッド給電システムの商品化を目指す。また、同船では、同時にバラスト水処理装置の搭載や低硫黄燃料の対応工事を行い、環境対応をさらに強化する。

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