京都大学 世界初、海洋バイオマスからバイオエタノールの生産に成功

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京都大学は、食料との競合を引き起こさない、海洋バイオマスからのエタノール生産技術を世界で初めて確立したと発表した。本研究は、褐藻類の主成分であるアルギン酸をエタノールに転換する技術で、好気培養下において2~3日間で13g/Lのエタノールの生産が可能だという。

細菌の一種であるスフィンゴモナス属細菌A1株は、細胞表層に開閉自在の孔(体腔)を形成する能力(体腔形成能)と、その孔に強力な巨大物質を呑み込む能力(アルギン酸代謝能)を有する。

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