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三菱商事 台湾で太陽電池用シリコンウェハー事業に参入

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三菱商事は、台湾の太陽電池用シリコンウェハー製造会社ユーテックソーラー社(Utech社)に資本参加したと発表した。Utech社の資本金は約62億円(22億台湾元)で、三菱商事はUtech社が新規に発行した株式の10%を取得した。

Utech社は、台湾の大手太陽電池用セル製造販売メーカー、ジンテックエナジー社(Gintech社)の子会社で、昨年12月の設立。現在、ポリシリコンを主原料とし、太陽電池用セルの基礎原料であるシリコンウェハーを製造する工場を建設中で、今年7月の量産開始を予定している。同工場における第一期の生産能力は33万kW/年で、将来的には100万kW/年まで拡張する計画だ。三菱商事では、太陽電池原料や周辺部材の取引に力を入れており、本事業への参加を通じて、太陽電池原料の中核原料であるポリシリコン、シリコンウェハー、セルの取扱い強化を図るのが狙い。

太陽電池市場は、近年全世界規模で急拡大しており、欧州、米国、日本などの先進国に加えて、今後は中国、インド、東南アジア諸国などの新興国でも市場拡大が見込まれている。その中で、ポリシリコンを主原料とするシリコン結晶系製品は70%以上を占める。原料のポリシリコンは、既存供給メーカーの大幅増設や、韓国や中国など新規参入メーカーの急増により生産能力が拡大しており、将来的には原料価格の安定化を受け、シリコン結晶系製品は安定成長する見通しだ。

台湾は、液晶・半導体などの電子産業分野における製造技術と経営ノウハウを生かし、中国に次ぐ太陽電池原料の生産拠点に成長している。シリコンウェハーとセルの製造では、世界的にも高水準の品質と競争力を有している。太陽電池セル・モジュールを製造・販売するGintech社の製造能力は93万kW/年で、2010年の実績は82.7万kW。2011年中に150万kW/年まで拡張する予定だ。

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