ロームは、自動車のLEDリアランプ向けに、LED部品を制御するドライバLSI(半導体集積回路)を開発した。
同製品は、高出力を確保するとともに、出力電流の精度を上げたことが特長。3月から1個300円でサンプル出荷を開始しており、6月からは月産50000個の規模で量産を実施する。生産は、前工程を岡山県のローム・ワコー、後工程をタイのROHMIntegratedSystemsで行う予定。同社では、自動車電装品市場が今後大きく拡大するとみており、さらにLEDドライバLSIの製品ラインアップの強化を図っていく考えだ。