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伊藤忠 サウジアラビアで海水淡水化プラントのリハビリ工事を受注

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伊藤忠商事とササクラは、サウジアラビアにおいて、海水淡水化プラントのリハビリ工事を受注したと発表した。

現地資本との合弁会社アクアパワー・ササクラ社(APS)を通じて、サウジアラビア海水淡水化公団(SWCC)よりシュアイバフェーズ1海水淡水化プラントのリハビリ工事を受注した。受注金額は49億円。海水淡水化プラントのリハビリ工事としては大型の受注となる。

経年により機能低下したプラントの機能回復を図るリハビリ工事は、新規プラントの建設費の20~30%程度のコストで、通常のプラント寿命(20~25年)を15年以上延命できるという。

同国では、急激な人口増加と工業化の影響で水需給が逼迫しており、新たな海水淡水化プラントの建設とともに、老朽化したプラントのリハビリ工事が急務となっている。伊藤忠は同国において、1970年代よりササクラと共に多数の海水淡水化プラントの納入を行ってきた。今後も両社はAPSを通じて、リハビリ工事と新設プラントの受注拡大を目指すとともに、発電・造水事業への参画などに向けて注力していく考えだ。

シュアイバフェーズ1海水淡水化プラントは、22000トン/日の装置10系列からなる多段フラッシュ(MSF)型海水淡水化プラントで、1988年に三菱重工業が建設したもの。今回の工事内容は、伝熱管などの腐食部品の取替えと、蒸発器内で蒸気を取り出して利用する抽気構造の改造。工期は3年の予定だ。

サウジアラビアでは、生活用水の大部分を海水淡水化プラントより得ている。海水淡水化プラントの既設合計容量は410万トン/日で世界最大規模。近年の水需要の拡大に対応するために、2019年までに750万トン/日への容量拡大が必要といわれており、今後も1000億円規模の大型プラントや、地方都市における中小規模の装置の建設が計画されている。

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