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三菱重工 台湾の太陽電池メーカーと提携し、コスト競争力強化

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三菱重工業は、台湾の太陽電池メーカーであるAuriaSolar社と太陽電池事業で提携し、同社への資本出資、技術供与、生産ラインの移管について検討を開始すると発表した。両社は、シリコン薄膜太陽電池の開発・生産・販売において協業する方向で合意。具体的な内容としては、長崎造船所諫早工場(長崎県諫早市)微結晶タンデム第一工場に1ラインを残して、Auria社に生産ラインを移管する。

太陽電池市場は、各国の導入促進策などにより、これまでの主要市場であった欧州だけでなく、インドや東南アジアなどの新興国でも拡大が見込まれている。一方で、急激な円高や中国・台湾メーカーの台頭による競争激化で製品価格が下落。三菱重工では、コスト競争力の強化に向けて、海外への生産移管を軸に、有効な生産体制のあり方を検討してきた。Auria社との協業により、太陽電池事業のコスト競争力とグローバル市場での機動的な事業展開の強化を目指す。

三菱重工業は、2002年に諫早工場にシリコン薄膜電池の生産設備を建設して太陽電池市場に参入。世界最高速の成膜速度を誇るPCVD(プラズマ援用化学蒸着)設備を有し、事業を展開してきた。

一方、Auria社は、微結晶タンデム型太陽電池の台湾トップメーカーで、年間生産能力は60000kW規模。コスト競争力を強みに、東南アジアやインドなど新興国市場の開拓に注力しており、生産能力を倍増させるための新工場の建設を検討していた。新工場では三菱重工のPCVD技術を導入し、競争力の向上を目指す考えだ。

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