住友電工 世界初、不燃材料で構成・小型化が可能な新型二次電池を開発

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住友電気工業は、世界初となる新型電池の開発に成功したと発表した。今回開発した新型電池は、電解液に溶融塩のみを使用した二次電池(溶融塩電解液電池)で、290Wh/Lという高エネルギー密度を実現。また、完全不燃性材料で構成し、組電池の小型化を可能とした。

同社は、本電池について、大阪製作所で一戸建て・4人家族1日分に相当する9kWhの組電池4台分(36kWh)を所内電力系統につなげ、構内試験を開始した。コスト面では2万円/kWhを目指しており、中規模電力網や家庭などでの電力貯蔵用途、トラックやバスなどの車載用途での実用化に向けて、電池の評価・改良を進めていく。

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