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JX日鉱日石 発電効率を向上させたSOFC型エネファームを発売

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JX日鉱日石エネルギーは、家庭用燃料電池「エネファーム」について、よりコンパクトで発電効率を向上させたSOFC型の新型機を10月(予定)に発売するとともに、4月1日より現行機PEFC型の希望小売価格を20%値下げする。

SOFC型のエネファームの販売は世界で初めて。現行機の希望小売価格は、標準タイプ(LPガス仕様)で従来品に比べ60万円値下げし、270万円に。新型機の希望小売価格は、現行機と同程度の270万円とする予定。家庭で使用する電気やお湯の量に合わせて選択できるようにラインアップの拡充と低コスト化を図り、拡販につなげる。同社は、新型機の試作モデルを3月2日~4日に東京ビッグサイトで開催される「FCEXPO2011」で発表する。

新型機は、現行機に比べ、容積比で約40%の小型化と定格発電効率45%を達成。24時間連続運転により、家庭で使用する電気の約70%を賄うことができる。従来のエネルギーシステムから新型機に切り替えた場合、CO2排出量を約40%削減可能。家庭用燃料電池コージェネレーションシステムとして、世界最小・世界最高の発電効率を実現した。電解質にセラミックを用いるSOFC(固体酸化物形燃料電池)型のエネファームは、電解質に固体高分子膜を用いるPEFC(固体高分子形燃料電池)型と比較し構造を簡略化できるため、発電ユニットを小型化でき、また、貯湯温度が高いため貯湯ユニットのコンパクト化が可能となった。なお、新型機の製造は、家庭用石油ファンヒーター生産で国内トップシェアのダイニチ工業へ委託する。

エネファームは、家庭で使われているLPガスや都市ガスから取り出した水素により発電するシステム。使う場所で発電するため送電ロスがなく、また、発電時に発生する熱を給湯や暖房に利用することで、高効率を実現した省エネ機器として普及が期待されている。太陽光発電システムとの組み合わせによる「ダブル発電」により、更なるCO2排出量の削減や売電量の増加を図ることができる。国内では、2009年5月に家庭用燃料電池「エネファーム」(PEFC型)の販売を開始した。

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