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シャープ EV用バッテリーを住宅用蓄電池として活用へ

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シャープは、電気自動車(EV)に搭載されている駆動用バッテリーを、住宅用の蓄電池として利用できる「インテリジェントパワーコンディショナ」を開発した。今後、安全性や信頼性などを確認する実証実験を重ね、早期の実用化を図る。

同社では、家庭内の省エネとCO2排出削減に向けて、「太陽電池」「蓄電池」「直流家電(DC家電)」の3つのテーマを掲げて、「エコハウス」の実現に取り組んでいる。今回、同社は、太陽光発電システム用パワーコンディショナの開発で培った電力制御技術を活用。「太陽電池」「蓄電池」の電力源と系統電力を最適に連携して制御し、家庭内に安定した電力を供給するパワーコンディショナを開発した。将来の「DC家電」の普及を見込み、直流電力の供給も可能とした。また、本技術の応用により、今後普及が見込まれるEVの駆動用バッテリーを、住宅用蓄電池として活用することもできる。

実証実験では、市販されている三菱自動車のEV「i-MiEV(アイ・ミーブ)」をベースに、EVの駆動用バッテリーから8kWの電力供給に成功し、一般的な家庭で消費する電力を賄えることを確認した。また、本開発品からEVの駆動用バッテリーへ、4kWhのエネルギーを約30分で充電することができた。

住宅用蓄電池は、太陽光発電などで発電した電力や料金の安い夜間電力を蓄電して、家庭用の電力として使用できるため、また、天候によって変動する太陽光発電による電力の過不足を補うことができるため、実用に向けた開発が活発化している。一方、EVの駆動用バッテリーを住宅用蓄電池として利用する「VehicletoHome(V2H)」の実証実験も始まっている。一方、EVの駆動用バッテリーからの電力と太陽光発電で発電した電力を、直流のまま使用できるDC家電は、電力の利用効率を高める技術として注目されている。

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