シャープ EV用バッテリーを住宅用蓄電池として活用へ

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シャープは、電気自動車(EV)に搭載されている駆動用バッテリーを、住宅用の蓄電池として利用できる「インテリジェントパワーコンディショナ」を開発した。今後、安全性や信頼性などを確認する実証実験を重ね、早期の実用化を図る。

同社では、家庭内の省エネとCO2排出削減に向けて、「太陽電池」「蓄電池」「直流家電(DC家電)」の3つのテーマを掲げて、「エコハウス」の実現に取り組んでいる。今回、同社は、太陽光発電システム用パワーコンディショナの開発で培った電力制御技術を活用。「太陽電池」「蓄電池」の電力源と系統電力を最適に連携して制御し、家庭内に安定した電力を供給するパワーコンディショナを開発した。将来の「DC家電」の普及を見込み、直流電力の供給も可能とした。また、本技術の応用により、今後普及が見込まれるEVの駆動用バッテリーを、住宅用蓄電池として活用することもできる。

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