JMエナジー リチウムイオンキャパシタの内部抵抗を1/3に低減

  • 印刷
  • 共有

JSRグループのリチウムイオンキャパシタ事業会社であるJMエナジーは、ラミネート型リチウムイオンキャパシタの内部抵抗を従来の1/3まで低減した新製品を今春発売すると発表した。

新製品は、従来品に電極材料などの改良を加えて低抵抗化を図り、充放電の際に起こるエネルギーロスを約1/3に減少した。また、屋外用としてキャパシタを導入する顧客などの要望に応え、低温での静電容量の変化を大幅に改善し、従来品比で-20℃の静電容量を20%、-30℃では50%向上させた。JSRグループでは、停電時のバックアップ用電源、電圧の平準化、ピーク電流アシスト、エネルギー回生などに加えて、これまで抵抗値が課題で適用が難しかった分野へのリチウムイオンキャパシタの展開を進めていく考えだ。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事